子どもの健康

ものもらい(麦粒腫、霰粒腫、めばちこ)

ものもらい(めばちこ)も小児はりで治ります!

2020年9月30日、初診時5歳6ヶ月の女の子

右上まぶたのものもらい(霰粒腫)と耳鳴りで来院

9月初旬に受診した眼科では「腫れが引いて治るまでに一年はかかるよ。場合によっては切開する事もあるからね。」と言われ、何としてでも切開を免れたい!という思いで来院されました。

初診:2020.9.30の様子

初診時は腫れが強く視界が塞がれ、まばたきすら痛みが走る事が常でした。治療を重ね、2,3診継続すると、めばちこ周囲が乾きはじめ、膿もはっきり浮き上がるようになってきました。

第14診:2021.1.16の様子

10月中旬、第6診には排膿し当初の半分以下まで縮小。

第14診には写真の通り縮小し、じっくり観察しなければ目立たない状態へ。

10月中は治療ペースを週2回、翌月からはご両親のご都合を鑑みつつ治療計画を立て、これからの継続治療で完治と再発防止を目標にしています。

ものもらい(めばちこ)には、2種類あり、どちらも似通った症状から始まります。

主な症状:まぶたの充血やむくみ、腫れ、痛み

お稽古事や日常生活の中で心身に負担がかかり、胃腸が弱り首や肩が凝ってくることで発症しやすい疾患です。

☆ 霰粒腫・・・非感染性、目ヤニがでる腺がつまり発症。

☆ 麦粒腫・・・感染性、重度になるとまぶた全体から角膜まで傷つけてしまうことも。

どちらも早い段階での治療が効果的です。

あまり食慾が無い、食べるのに時間がかかる、お腹の不快感や頻回な便秘、下痢など胃腸の弱いお子様は要注意です💦

発生時期や服薬の有無、お子様の体質などにより、治癒経過が変わります。

気になるときには先ずは、電話もしくはメール(患部写真付き)でお気軽にご相談ください✨

子ども達が生命いっぱい豊かな人生を歩めるよう、私達は伴走します✨